#2 Alex Chambers / 黄亚历 / 廣田アレキ
学生
Interview@雕刻时光咖啡厅、北京 (July 14th, 2018)
アメリカ、ジョンズ・ホプキンズ大学卒業。在学中、東京大学へ1年間交換留学。2年前、北京で教育系ベンチャーに就職。この夏から北京大学とパリ政治学院との双方学位のプログラムで修士課程開始。
インタビューの当日、Alexは食中毒から回復したところだった。これが一回目ではないらしい。
なんでも食べてみる、見てみる、聞いてみる、やってみる。そんな精神を彼からはいつも感じる。
ちなみに、回復中動けなかった間は、テラスハウスにハマっていた。ハーフのメンバーが多く、共感できるのだと言う。
母国語:英語
ほぼ母国語:中国語
その他:台湾語(閩南語みんなんご)、日本語、フランス語、スペイン語
アイデンティティー探し
これまでずっと自分のアイデンティティーを探し求めてきた。
彼はよく自分のことを
“mixed race(混血)”だと言う。
1/2ドイツ人、1/4台湾人、
1/8日本人、1/8スペイン人。
(厳密に言えば、さらに細かいらしい)
アメリカ生まれだが、
台湾人のおばあちゃんのもとで育てられ、
一緒にご飯を食べながら台湾語を話した。
彼のアジアへの思いは
ここで形成されたのだろうか。
Alexは台湾人としてのアイデンティティーを
大切にし、問い続けてきた。
アメリカの学校には
ずっと馴染めなかった。
変わり者扱いされて、
いじめられ、
自分のことが嫌いだった。
アメリカにいた頃の写真を見ると、
アジア系の友達に囲まれる中、
目立つ。
アジア人には見えない。
2回にわたり、一人で台湾へ
自分のルーツを確認しに行った。
やはり居場所はアジアだった。
Though I’m mixed-race and undoubtedly different,
I’m Asian and
I’m proud to be Asian,
to be able to represent the energy.
僕は混血だし見た目はもちろん違うんだけど、
アジア人であること、
その精神を代表できることが
誇りなんだ。
しかし、今度は北京でも外国人扱いされる日々だった。
抵抗するうちに、このアイデンティティーを
より強く意識するようになった。
Purposeful Living 目的を持って生きる
日々をワクワクさせるため:
1. 仕事で疲れたら抹茶アイス。
2. 毎日趣味に費やす時間を作る。(語学勉強やダンス)
3. カフェ開拓。
4. 仕事でどんなに疲れていても、週末も出かけて新しい場所に足を運び、人と会う。
I really feel as if life is too short.
I don’t experience enough.
I can’t afford to take it easy.
人生は本当に短すぎる。
経験し尽くせないと思う。
だからのんびりするのはもったいないな。
一人一人が持つストーリー
Alexは安心して会話のできる人だ。
丁寧で、
穏やかに話し、
興味津々に聴く。
誰でも伝える価値のある
ストーリーがあると思う。
それを信じているから、僕はできるだけ人の話を聞こうとしている。それは相手をいい気分にさせたいからだけではなくて、
それぞれ本当に貴重な視点を持っていて、
人生においていろいろな人の
ストーリーを聞くことが大事だと思うから。
僕たち一人一人では人生の与え得る全てのことを経験できないはず。
だから僕は
人の視点を経験することで
それを補うんだ。
僕と話すことで同じように相手にもそのような視点を共有できたらいいね。
同時に、自分の意見もリスペクトし、
自分という存在も大切にする。
小さい頃にいじめられた経験から
自分を好きになる重要性を学んだ。
相手をリスペクトしながら、自分もリスペクトする。
そのバランスを取れるようにしていきたいと彼は話す。
谢谢你!
and thank you for the pictures!
Alex
quapaboi
Alexの書いた東大留学記: